むし歯治療

むし歯について

むし歯について

むし歯の原因は、プラーク(歯垢)という口の中の汚れに棲み付くむし歯菌(主としてミュータンス菌)に感染し、そのむし歯菌が口の中に残った糖分を栄養として酸を出し、歯の表面のエナメル質を溶かし歯に穴をあけることで進行していきます。

むし歯には進行により各段階があり、またそれぞれ治療方法も変わってきます。放置すればそれだけむし歯は進行してしまうので早期発見が非常に大切です。

当院のむし歯治療の特長

CTやマイクロスコープを使用した治療

CTやマイクロスコープを使用した治療

むし歯治療では、必要以上に削らないことや処置の負担を抑えることが大切です。当院では必要に応じてCTで歯の内部や根の形を確認し、マイクロスコープで見えにくい部位や境目を拡大して把握しながら治療を行います。治療範囲を見極め、詰め物・被せ物の適合も丁寧に確認することで、歯をできるだけ残せるよう配慮します。麻酔や処置中の痛みが心配な方はどうぞ事前にご相談ください。※使用の有無は症状・検査結果により異なります。

むし歯検出装置 ダイアグノデント ペン

むし歯検出装置
ダイアグノデント ペン

当院では、むし歯検出装置「DIAGNOdent Pen」を導入しています。
むし歯検出率90%の高い確率でむし歯を発見することができる機器で、この診断結果に基づくことで、健康な歯を無駄に削ることなく、適切な範囲を取り除くことが可能です。

ダイアグノデントは歯面に655nmのレーザー光を照射し、隠れたむし歯を検出し、その状態を数値化します。
数値化することで、これまで歯科医師の直感に頼る部分もあったむし歯の除去を客観的な数値によって無駄なく行うことができるので、歯の寿命が長くなることが期待できます。

むし歯の進行段階と治療法

初期のむし歯 CO

CO / 初期のむし歯

むし歯になる一歩手前の状態です。
歯の表面に白濁が見られるようになります。痛みなどの自覚症状はありません。

治療方法
むし歯の範囲が小さい場合は詰め物で、範囲が大きい場合は型取りをして被せものをします。保険内の診療では金属色や変色してしまう材料しか使えませんが、保険外治療で材料の良いものを入れることも出来ます。

C1 エナメル質のむし歯

C1 / エナメル質のむし歯

歯の表面のエナメル質だけが溶けはじめた段階です。
むし歯が慢性の場合には黒ずみが見られるようになります。一方、急性のむし歯では黄色みがかかるだけで自分では判断できません。まだ痛みなどの自覚症状もありません。

治療方法
治療法はむし歯の部分を削り詰め物をします。簡単な処置で白い詰め物を詰める場合が多いですが、範囲が大きい場合や、噛み合わせによっては型取りをする金属の詰め物(保険診療)または白い詰めもの(自費診療)になります。

C2 象牙質に達するむし歯

C2 / 象牙質に達するむし歯

むし歯がエナメル質を貫通し象牙質まで達した段階です。
むし歯が進行し大きく穴が開いてきます(奥で広がっていて穴が見えないこともあります)。象牙質に達したことにより、冷たいものや甘いものがしみるようになり痛みを伴うことも多くなってきます。

治療方法
むし歯の範囲が小さい場合は詰め物で、範囲が大きい場合は型取りをして被せものをします。保険内の診療では金属色や変色してしまう材料しか使えませんが、保険外治療で材料の良いものを入れることも出来ます。

C3 歯髄に達するむし歯

C3 / 象牙質に達するむし歯

むし歯が歯の神経(歯髄)まで達してしまった段階です。
熱いものがしみたり、何もしなくても強い痛みが出る場合があります。歯を残せるか残せないかの瀬戸際の段階になります。

治療方法
歯を削り、神経を取り除く処置である根管治療を行い、その後神経のあった所に土台を立ててから型どりをし被せものをします。神経の治療には数日から数週間かかる事があり、治療完了まで相当の時間がかかります。

C4 歯根に達するむし歯

C4 / 歯根に達するむし歯

むし歯が進行して歯根にまで達した段階です。
歯の神経が壊死するため一時的に痛みはなくなりますが、根の先に膿がたまり始めると再び強い痛みがでます。

治療方法
この段階まで進行してしまった場合、ほとんどの場合で抜歯となります。運良く残せたとしてもその歯の寿命はとても短くなってしまうのが現状です。ここまでむし歯が進んでしまう前に治療を開始するか、歯科定期検診を受けていただき、なるべく早く発見できるようにしましょう。